その前にちょっと考えてみてくださいね。
本来カスタマイズとはノーマル状態のストライダーが
子供にとって乗りづらくなってきたのを改善するため
もしくはもっと速く走るためにはどうするか?
を考えたうえでなされるべきものでと思います。
そのためには子供の目線でどうするべきか熟考する必要があります。
現在ストライダーのカスタムをしているのは
スポーツショップやスケートボードショップにBMXショップなど
子供と接点のないオトナ向けのショップばかりです。
本来であれば子供用自転車に詳しいサイクルショップがカスタマイズをするのが理想的です。
というのも速く走るには、効率的に走るには
サドル(イス)の高さやハンドルとの距離や高さが関係してくるのですが
そこまで突き詰めてカスタマイズをしているショップは皆無に均しいのではないでしょうか
速く走るためにはロードバイクの様に前傾姿勢を求められますし
タイヤも細くて軽いものが要求されます。
パーツの一つ一つを軽量化することも必要となりますが
BMX用のパーツは強度を重視しているために
やや重たいものが多くなっています。
しかしながら10数キロの体重しかないこども用の自転車に
そこまでの強度はオーバースペックであり
強度を落としても軽さが求められるべきだと思うのです。
といった考えをもとに
自転車乗りの父親として2才児にとって効果的なカスタマイズとは何かを
このブログで考えていきたいと思います。
ちなみにストライダーの重量は3.1キロ
体重60キロの大人に換算すると12.4キロになります。
ママチャリが約20キロ
クロスバイクで約12キロ
ロードレーサーで約10キロ
レース用ロードで約8キロ
ですからストライダーを2.6キロにできたら
ロードレーサー並みの軽さになるんですがね。
すくなくともノーマルよりも重たくなるカスタマイズは
極力避けるべきではないでしょうか?
前輪と後輪のバランスも考えたうえでの重量増であればまだ許せますが・・・
うちのチームのキッズたちには無駄なカスタムはして欲しくないと思います。
そんなわけでライディングに合ったストライダーとなる様に
選手ひとりひとりの走りをしっかりと観察していくつもりです。
by teamlaluce
| 2011-12-05 20:13
| カスタマイズ